ヒロログ

週末はツーリングやドライブに出掛ける旅好きブログ。バイク、旅行、ガジェット、ドローンなど色々と興味あるものを紹介!

奄美大島の夜光貝でランプを製作。磨き方の流れを紹介します!

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こんにちは、ヒロキです。

奄美大島のレストランで食べた夜光貝ですが、貝殻を貰って持って帰ってきていました。

www.hiromaki.net

最初はあまり綺麗ではない貝殻だったので、そのまま捨ててもらおうと思ったのですが、話を聞いてみると、磨くと真珠の輝きが出てきてめちゃめちゃ綺麗になるらしい。なかでも「夜光貝のランプ」がかなり綺麗らしい。

聞いてしまったからには、「夜光貝のランプ」を作ってみたくなったので、試行錯誤をしながらも夜光貝を磨いてみました。

正しい磨き方ではないと思うのですが、ひとつの事例としてどなたかの参考になれば嬉しいなと思って記事にしてみます。

結果から言いますと、電動工具が無いと磨ききるのは難しいと思います。

私が使ったのは↓のアートルーターですが、本当ならばもっとパワフルな電動工具が欲しかったです。

リリーフ(RELIEF アートルーターセット 先端工具81点付 80002

リリーフ(RELIEF アートルーターセット 先端工具81点付 80002

夜光貝の貝殻を準備する

まずは夜光貝の貝殻を準備します。

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海の中のゴミなどが蓄積していてお世辞にも綺麗とは言えない状態です。

これをひたすら磨いていきます。

棒ヤスリで磨く

まず最初は棒ヤスリで磨き始めてみました。なぜ棒ヤスリだったかというと、耐水ペーパーが自宅に無かったからです。

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棒ヤスリで磨き続けると少しずつ青色の層が見えてきました。ただ、粗めの線キズが付いてしまい後々修正しきれない恐れが出てきたので、耐水ペーパーで磨くことにしました。

耐水ペーパーでひたすら磨く

棒ヤスリでの作業をやめて、耐水ペーパーで磨いていくことにしました。120番の粗目の耐水ペーパーを使っていたのですが、なかなか作業が進みません。

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石灰が固着しており綺麗ではないです。

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真珠層が見える気配は一切ありません。

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その頃、自分の作業方法があっているかどうかを疑問に思いながらもこんなツイートをしていました。

かなりゆっくりとしたペースで磨き作業を続けていました。

ただ、続けていけばいくほど「終わらないのでは?」という気持ちが大きくなって、気が付けばホームセンターの電動工具売り場に居ました。

アートルーターのミニサンダーでひたすら磨く

ホームセンターの電動工具売り場でアートルーターを購入しました。

リリーフ(RELIEF アートルーターセット 先端工具81点付 80002

リリーフ(RELIEF アートルーターセット 先端工具81点付 80002

ホビー用の簡易なアートルーターですが、かなりの活躍をしてくれました。次のツイートでは作業が大幅に進んでいるのがお分かり頂けるでしょう。

ただ、作業が大幅に進んだのは良かったのですがホビー用のアートルーターには重労働だったらしく、残念ながら調子が悪くなってしまいました。モーターが空回りしがちになってしまったのです。

アートルーターを押し当てたり、コジたりというやってはいけない使い方はしていないのですが、長時間使い続けたので負荷がかかり過ぎたのかも知れません。

もう一度アートルーターを購入する予算もありませんので、中途半端ではありますが耐水ペーパーで仕上げに掛かることにしました。

耐水ペーパーとコンパウンドで仕上げ作業

120番、180番、240番、400番、600番、1000番、1500番、2000番の順にひたすら磨いていきます。

大きなキズが無くなるまでひたすら磨いていきます。

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だんだんと光沢が出て来ました。

最終2000番での磨き作業が終わったらコンパウンドで更に磨きをかけて作業終了です。

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真珠層はもちろん、青色層もツヤが出るようにしっかりと磨きます。

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完成した夜光貝のランプ

完成した夜光貝のランプがこちらです。

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どうでしょうか?

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電球をセットしていないので、iPhoneのLEDで光らせてみました。

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真珠層、青色層のコンビネーションがなかなかいい感じだと思いませんか?

初めて作ったわりにはそこそこ綺麗なんじゃないかと思っています。

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点数をつけるとしたら65点くらいですかね~。人に売ったりできる代物ではないことは確かです(笑)

残った課題

中途半端な形で放置して終わるよりは、中途半端ながらも最終仕上げをしてランプとして完成させることを今回は優先しました。

ただ、残った課題もあり「本来はどのような工具を使って磨くべきだったのか」を調べなければなりません。

夜光貝磨きのプロの方が使っている様な工具を使ってやればもう少し効率よく、また完成度が高いランプが作れたのではないかと考えています。

なので、今度奄美大島に行ったときは夜光貝磨きのプロがどの様な工具を使っているかを聞き込みをしてみます。

まとめ

中途半端ながらも最終仕上げをしたので、そこそこ綺麗な「夜光貝のランプ」を作ることができたと思います。

ただ、30時間くらい掛かりましたので効率はかなり悪かったのではないでしょうか?

趣味でやっているので効率を求める必要はない気もしますが、やはり短時間で綺麗な仕上げをできるようになりたいです。

また、奄美大島で夜光貝の貝殻を入手して再チャレンジしたいと思います!

02 地球の歩き方JAPAN 島旅 奄美大島(奄美群島1) (地球の歩き方JAPAN島旅)

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それでは~