ヒロログ

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GoProのヘルメットあごマウントをエポキシパテで自作!手順を紹介!

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こんにちは、ヒロキです。

バイクの車載動画をGoproで撮影したい場合、どこにGoproを取り付けるかがポイントとなりますが、私の意見としてはフルフェイスのヘルメットの顎部分に取り付けるのがライダー目線での動画が撮影できるのでベストな案かと思います。

ただし、ヘルメットの顎部分にGoproを取り付ける場合に問題になるのが顎部分が曲面だということ。なかなか良さそうなマウントが見つかりませんでした。

今回はネットなどで仕入れた情報をもとに、ホームセンターで揃う材料を使ってGoproのマウントを自作してみました。

作業に掛かった時間は合計で1時間半くらい。必要な費用は1,500円程度です。ただし、市販のGoproの延長アダプターを使用していますので、それを含めると2,500円程度になります。

早速、必要材料と手順を紹介していきます。

必要材料

フルフェイスヘルメットの顎部分へGoproを取り付けるために必要なものはこちらです。

エポキシパテ

セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ 金属用 60g ブリスター HC-116

セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ 金属用 60g ブリスター HC-116

メインとなる材料です。

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www.cemedine.co.jp

パッケージから必要量を切り出し、色むらがなくなるまで練り合わせて型どるだけでOKです。

めちゃめちゃ簡単!

サランラップ

作成したマウントは両面テープでヘルメットに付けたいのですが、エポキシパテをヘルメットの形状に合わせて型取りするとき、直接ヘルメットに当てるとエポキシパテの接着力でパテがヘルメットにくっついてしまいます。

パテがヘルメットにくっついてしまうのを回避するため、ヘルメットをサランラップでマスキングするために必要です。

耐水ペーパー

型取りしたパテを綺麗に成形するときに使います。私は120, 180, 240, 400の番手を使って成形しましたが、綺麗に仕上げたいのならばもっと細かい(大きい数字の)番手を使って磨いたほうが良いと思います。

水性以外の塗料

今回使ったエポキシパテは白っぽいグレーなので、そのまま黒のフルフェイスに使うと見た目がよろしくありません。

なので、成形したマウントを塗装するために塗料が必要となります。

用意したのはプラモデル用のMr.カラーです。水性のものだと耐久性がありませんので、水性以外のものを選ぶ必要があります。

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Mr.カラー GX GX2 ウイノーブラック

Mr.カラー GX GX2 ウイノーブラック

フルフェイスのヘルメット

当たり前ですが、フルフェイスのヘルメットが必要になります(^^)

私が使っているのはオージーケーカブトのFF-R3というモデルです。(以下のリンクで購入時にレビューしています)

www.hiromaki.net

ヘルメットの形状に合わせてパテで型取りする必要があるので、作業時に必要です。

GOPROのマウント

こちらもパテで型取りする必要があるので、作業時に必要です。

両面テープ

出来上がったマウントをヘルメット本体に取り付けるための両面テープです。強力タイプのものが必要です。

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延長アダプター

今回作ったマウントだけだと、良い感じの角度でGoproを取り付けできなかったので、延長アダプターを別途購入しました。

4つの延長アダプターが入っていますので他の用途でも使えそうです。

Gopro本体

書くまでもないですね(^^)

Gopro持ってなかったら、マウント作る意味ないですし(笑)

必要材料は以上となります。

続いては作成手順を簡単にご紹介します。

作成手順

エポキシパテ自体が簡単に扱えるものなので、作成手順は簡単です。

ヘルメットをサランラップでマスキングする

まず、ヘルメットにサランラップを巻いて、エポキシパテがヘルメットにくっついてしまわないようにします。

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エポキシパテを必要な量だけ用意する

次に、エポキシパテを必要分だけ切り取ります。あまり多いと重くなりますし、少なすぎると型が取れません。なので、この量は慎重に決めたほうが良いと思います。ここで成否が決まると言っても過言ではありませんので。

もし、適量が分からないようなら量を多めにしたほうが良いです。量が多くてもあとで削ってしまえばなんとかなります。手間はかかってしまいますけどね(^^;)

エポキシパテを混ぜる

エポキシパテを混ぜます。すぐに化学反応を起こして発熱しますので、ここからは急ぎ目で手際のよい作業が求められます。

ヘルメット側の面を型取りする

エポキシパテをヘルメットの取り付け予定部分に押し付けて型を取ります。

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力強く押し付けないと、ヘルメットとパテの間に空間が出来てしまうかも知れませんので、ここはギュッと押し付けましょう。

Gopro側の面を型取りする

次はGoProのマウントをエポキシパテに押し付けてGopro側の型を取ります。

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一つ前の手順同様で、ここも力を入れてギュッと押し付けましょう。

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パテが固まる前にざっくりと成形する

パテが完全に固まりきる前に不要な部分をカッターやハサミで切り取ります。パテが固まると結構固くなるので柔らかいうちに出来る限り切り取ってしまいたいです。

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ここで切り取る量が少なかったら次の工程が大変です(^^;)

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パテが固まった後にきっちりと整形する

パテが完全に固まりきったら、耐水ペーパーを使って形を整えます。荒い番手から細かい番手に徐々に変えていき表面の傷を取るようにします。

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今回は、自分のものを作っているだけですし、そこまでじっくりと見るものではないので、パテが足りていない部分の凸凹をそのままにしました。かなり適当です(笑)

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そこそこ綺麗になったら仕上げです。

仕上げの塗装

今回使ったエポキシパテは白っぽいグレーなので、そのままだとかなりダサいです。

黒のヘルメットに合わせて、黒に塗装をして仕上げることにしました。

スプレーで塗装するのは準備や後片付けが大変なので、プラモデル用塗料をハケで塗ることにしました。

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両面テープで隠れる部分は手を抜いて塗りませんでした。

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完成したマウント

ヘルメットに装着したのがこちらです。

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こんな感じに仕上がりました。

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仕上げは雑ですが、結構良い感じじゃないでしょうか?

そして、GoProを付けたのがこちら!完成形です!

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めちゃめちゃいい感じにマウントが作れたと思うのですが、いかがでしょうか?

走行中の目線の邪魔にもなりませんし、かなりいい感じです。

このマウントを使って実際に撮影してみたのがこちらです。

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ライダー目線になっていて、結構良い感じだと思うのでしょうがいかがでしょうか?

まとめ

バイクの車載動画って撮影したい方は結構たくさんいるんじゃないかと思うのですが、これぞ定番と言えるマウントはなかなか無い気がします。

自作すれば納得の一品が手に入りますよね。作業手順も比較的簡単ですので、もしこのマウントがいいなと思ったらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

それでは〜