ヒロログ

週末はツーリングやドライブに出掛ける旅好きブログ。バイク、旅行、ガジェット、ドローンなど色々と興味あるものを紹介!

日本最西端の与那国島!石垣島からたった30分で行ける絶景の島!一生に一度は行っておきたい!!

f:id:hiro-maki:20190823221001p:plain

今年(2019年)の7月に石垣島まで旅行した際、「せっかくだからもう少し足を延ばしてみよう!」と与那国島まで行ってきました。

結果的には与那国島まで行って本当に良かったと感じており、石垣島以上に印象深い島でした。

ご存じの方も多いかと思いますが与那国島は日本の最西端に位置しており、地図で見るとこんな感じです。

台湾からかなり近く、その距離はなんと110km!まさに国境の島ですね。

そんな与那国島の良さを少しでもお伝えするためにこの記事を書きたいと思います。

与那国島の良さを一言で言うならば

与那国島の良さを一言で言うならば「非日常感がハンパなく味わえる」というところだと思います。

島に住まれている方からすると日常なわけなのですが、島の外から訪れる旅行者には何もかもが新鮮に思える場所でした。

旅行先では出来る限り非日常感を味わいたいですものね。

与那国島へのアクセス方法

与那国島へのアクセス方法は大きく分けて2つあります。

なお、下の表では石垣島から与那国島へのアクセス方法を記載しています。

手段 所要時間 運賃 メリット デメリット 特記事項
飛行機 片道30分 大人往復15,800円 移動時間が短い 費用がかかる
フェリー 片道4時間30分 大人往復6,750円 費用が安い 移動時間がかかる
船酔いのリスクが大きい
週2往復運行

このように比較してみると、予算が許すのならば圧倒的に飛行機で行くべきだと思えます。

時間に余裕があって船酔いにも耐えられる自信がある方ならフェリーで行くのもありかと思いますが、そんな方はなかなかいないですよね。

ちなみにこのフェリーなんですがゲロ船と呼ばれているくらいの凄まじい揺れらしいので、相当の覚悟をした上で乗る必要がありそうです(汗)

そんなわけで、結果的にほとんどの人が飛行機で与那国島に行くことになるかと思います。

石垣島からの往復で往復割引を適用しても1人約1万6千円なので、そこそこ大きな出費ですがせっかく石垣島まで行ったのならば少し足を延ばしてみる価値は十分にあるかと思います。

与那国島の良さをじっくりと紹介する

私が与那国島に滞在したのはたったの1泊2日なので、その魅力の全てを紹介するのは無理だと思います(笑)

しかしながら旅行者目線での感想をお伝えすることが出来ますので精一杯紹介させていただきます!

海も陸地も全部が絶景!

与那国島ではいわゆる景勝地というわけではない場所も全てが絶景だと感じました。どこを見てもいい景色が広がっている。そういう島でした。

「南の島ならどこでも絶景では?」と思っていませんか?実際、南の島ならどこにでも珊瑚礁の綺麗なビーチが広がっています。綺麗なビーチを楽しみたいだけなら与那国島まで行かなくても石垣島で十分見られるんですよね

ただ、人間というのは本当に飽きっぽくて、最初はめちゃめちゃ感動した綺麗なビーチでも15分くらい眺めていたらだんだんと普通に思えてきて、最終的には「ふーん」という感じになってきます(よね?)

与那国島の場合、綺麗なビーチから断崖絶壁、与那国馬が放牧された牧場、さとうきび畑と色々な絶景を楽しめるので、1日中うろうろしていても飽きることがないです。

私が特に気に入った場所を何箇所かピックアップして紹介していきます。

断崖絶壁の麓にある小さな「六畳ビーチ」

私が与那国島で1番感動したのがコチラの景色です。

通称「六畳ビーチ」と呼ばれているビーチで、断崖絶壁の麓に位置する小さなビーチ。崖を降りる必要があるのでアクセスがかなり大変です。

でも、ビーチまで行かなくとも断崖絶壁の上からの景色がこれ。

f:id:hiro-maki:20190814230833j:plain

まさに絶景。これは本州の断崖絶壁では見られない景色ですよね。

f:id:hiro-maki:20190814230853j:plain

もちろん崖の麓まで降りて、泳いだりのんびりするのもいいだろうなあ。

ドラマ「Dr.コトー診療所」でも、秘密のビーチとして出てきた場所です。

大々的に観光資源としてアピールしていないみたいで、あまり有名ではない場所ではありますが一度は見てほしい絶景です。

与那国島を代表する景勝地「立神岩」

与那国島のことを調べていると必ず出てくる有名な岩「立神岩」

最初は「良くある奇岩だろうな」くらいに思っていたのですが、コバルトブルーの海にこの奇岩が映えて他では見られない絶景でした。

f:id:hiro-maki:20190814230907j:plain

f:id:hiro-maki:20190814230940j:plain

与那国島から見る海の色はコバルトブルーで、こんな綺麗な海の色は他ではなかなか見られないですね。和歌山とかとは何がどう違ってこんな色になるのか謎です。

f:id:hiro-maki:20190814230924j:plain

透き通ったグラデーションのビーチ

与那国島の周りは基本的には断崖絶壁が多いので、泳げるビーチが少ないみたいです。

ただ、その数少ないビーチはどこもめちゃめちゃ綺麗なグラデーションの海です。

f:id:hiro-maki:20190814231507j:plain

上の写真はナーマ浜ですが、他にも絶景ビーチがいくつかあります。

f:id:hiro-maki:20190814231525j:plain

ビーチでは家族連れの人、ひとり旅の人などを数名は見かけましたが、どのビーチもほとんど人がいません。

どこのビーチでもかなりプライベート感を味わうことが出来て、のんびり過ごしたい人には最適ですね。

ただし、残念ながらシュノーケリングで魚をたくさん見るような楽しみはあまり無いようです。

あと、ダンヌ浜という場所には流行りのインスタ映えするスポットがありました。

f:id:hiro-maki:20190814231542j:plain

このインスタ映えスポットが面白いのは、実は公衆トイレだということ。設計した人は恐らく狙っていたんだと思いますが、インスタの普及により注目されつつあるみたいです。

f:id:hiro-maki:20190814231703j:plain

↓こうやってアダンの木を入れて写真に撮ると南国感がすごいです。

f:id:hiro-maki:20190814231643j:plain

与那国馬が放牧される牧場

「与那国島と言えば馬」というイメージをお持ちの方は多いと思います。

私もそう思っていましたし、実際に訪れてみたらそのイメージのままでした(笑)

島にはこんな感じで馬がウロウロしています。なので、馬糞もそこら中に落ちています(笑)

f:id:hiro-maki:20190814231219j:plain

どこにでも馬が歩いているわけではなく牧場エリアにのみ放牧されています。

ちなみに牧場エリアの末端にはテキサスゲートと呼ばれる馬が通れない仕掛けが施されており、これで放牧エリアをコントロールしているみたいです。

f:id:hiro-maki:20190814231152j:plain

気合の入った馬なら越えてきそうな気もするのですが、あまりそういう事は考えられないのかな?

↓子馬めちゃかわええ…

f:id:hiro-maki:20190814231240j:plain

与那国馬はおとなしいので怖くはないです。

f:id:hiro-maki:20190814231219j:plain

でも、必要以上に近づいたり真後ろに立ったりすると予期せぬことになるかも知れないので注意が必要ですね。

あと、馬糞もそう匂いませんのでご安心を(笑)

日本の最西端であるということ

与那国島はやはり日本最西端の島というのが大きな特徴ですよね。

日本最西端のモニュメントが置かれている西崎には絶対に訪れておきたいです。

f:id:hiro-maki:20190814231303j:plain

このモニュメントがある西崎に自分しかいなかったら、日本で1番西側にいることになります。

すごくないですか?日本で1番○○ということのはなかなかないので、なんとなく嬉しいです。

↓西崎から市街地方面を望む f:id:hiro-maki:20190814231339j:plain

あと、日本の最西端なので日本で最後に沈む夕日が見られるわけです。

f:id:hiro-maki:20190814232039j:plain

ちなみに夕日は台湾に沈むとのことです。なので水平線に沈んでいく景色ではないです。

天気が良ければ台湾に沈んでいく夕日が見られるそうです。

私は残念ながら台湾を見られませんでしたが、冬場は比較的見える時が多いらしいです。

f:id:hiro-maki:20190814231411j:plain

f:id:hiro-maki:20190814231452j:plain

Dr.コトー診療所のロケ地巡り

自然を満喫してのんびりするだけでも十分に満喫できる与那国島ですが、更にドラマのロケ地巡りまでできます。 少し前に放送されていたドラマになるんですが、大人気だった「Dr.コトー診療所」のロケ地巡りが楽しめます。作中で出てきた色んな場所を巡ることができるのでドラマを見ていた人には是非ロケ地巡りをしてほしいです。

それに、ロケ地巡りだけでなく実際に使われたセットが今も残っているのがファンには嬉しいところ。

f:id:hiro-maki:20190814230532j:plain

せっかく与那国島に行くのならばドラマを見てから行くとより楽しめると思います。レンタルビデオ屋で1本100円程度で借りれますし、かなり良いドラマですので。

f:id:hiro-maki:20190814230547j:plain

f:id:hiro-maki:20190814230601j:plain

f:id:hiro-maki:20190814230618j:plain

離島だけれども宿泊先やお店が充実している

離島に宿泊先となると民宿で予約が取れなかったりして右往左往しなければならないというイメージを持っていました。

でも与那国島には大きなホテルがあり、宿泊先に困ることはありませんでした。

私が宿泊したのはアイランドホテルですが、ここがかなり居心地がよかったです。できることならばもっと長期間泊まりたいくらいでした。

f:id:hiro-maki:20190814231008j:plain

f:id:hiro-maki:20190814231025j:plain

あと、離島なので商店等がなくて、滞在中に必要な水などもかなり割高なんじゃないかと構えてしまいますが、そんなことはないです。すべて定価で購入できます。

定価って高くね?と思いがちですが、輸送費等もかかっているはずですからね。定価で販売してくれるだけでもありがたく思わなければなりません。

ちなみにアイランドホテルの売店は宿泊者のみならず、島の人たちもコンビニ感覚で立ち寄られていました。

f:id:hiro-maki:20190814231127j:plain

他にも共同売店などに立ち寄ってみるとお土産が購入できたり、島バナナが食べられたりして楽しかったです。

美味しい海の幸から沖縄料理までの幅広い美味しい食が楽しめる

四方が海に囲まれているので海の幸が新鮮で美味しいです。カジキと島で養殖されている車海老が最高でしたね。

↓海人食堂での昼食 f:id:hiro-maki:20190814230653j:plain

f:id:hiro-maki:20190814230803j:plain

ただし、食事処がそんなにたくさんあるわけではないので事前予約はしておいた方が良いです。

私は事前の予約をしておらずはじめは断られそうになりましたが、食べたらすぐに出て行くならOKという条件付きで店に入れました。

↓大人気の海響(いすん)というお店での夕食

f:id:hiro-maki:20190814231801j:plain

f:id:hiro-maki:20190814231835j:plain

f:id:hiro-maki:20190814231924j:plain

f:id:hiro-maki:20190814231959j:plain

f:id:hiro-maki:20190814232026j:plain

沖縄料理も楽しめるので旅気分が十二分に楽しめます。

星空を楽しめる

街灯が少ない与那国島では満天の星空が楽しめるみたいです。

楽しめる”みたい”と書いたのは、私が行った日の夜は曇っていて見れなかったんです。

それでも夜な夜なレンタカーでうろうろしていたのですが、牧場に馬が普通に歩いていてビビりました(笑)

星空スポットはホテルの人に個人的に気に入っているとっておきの場所をこっそり教えてもらったのですが、ここで大々的に書くのも気が引けるのでどうしても知りたいという方はメッセージをください。

↓残念ながら曇っていました

f:id:hiro-maki:20190814230048j:plain

(おまけ)飛行機から絶景が楽しめる

私の場合は石垣島から与那国島へ飛行機で移動したのですが、移動中に飛行機の窓から見た景色が絶景すぎました。

ちなみに飛行機はこんなプロペラ機です。

f:id:hiro-maki:20190814230106j:plain

珊瑚礁の色とりどりの海を上空から眺められるなんて、ホントいい思い出になりますよ。

f:id:hiro-maki:20190814230141j:plain

セスナとかの体験飛行に乗った気分になれてかなりオススメです。

f:id:hiro-maki:20190814230156j:plain

f:id:hiro-maki:20190814230346j:plain

この上空からの景色を見られただけでも与那国島に行った価値がありますわ。

まとめ

与那国島に行きたくなりましたでしょうか?

ちなみに男一人旅の方が多いように感じました。他にも女子旅や家族旅行など色んな方がいましたが、どんな人にでも楽しめる旅先だと思います。

日本の最西端ということで気軽に行ける場所ではありませんが、長い人生のうちに1度は行ってみてはいい旅行先だと思いました。

それでは〜